マジーヌ
「ぬぬぬ マジーヌ！」

CV：宮本侑芽

スーツアクトレス：下園愛弓／鳩間みのん(幼少期)

人間態：新田さちか(スピンオフ)

概要

ゼンカイジャーの1人で、ゼンカイマジーヌに変身する。戦隊内のキカイノイドでは唯一の女性型。

頭部はドラゴンの翼を模しておりハート形になっている。ボディはモチーフの戦隊ヒロインである小津芳香の衣装を髣髴とさせるデザインになっており、占いが趣味という設定も同じくモチーフの戦隊ヒロインである小津麗を髣髴させる。

一人称は「自分」で、「ぬぬぬ」という疑問符や、”物凄く”的な意味合いで使う「ハチャメチャ」が口癖。

引っ込み思案な性格で、急に話しかけられると取り乱してしまう人見知り。語尾に「っす」とつける中性的な砕けたへりくだり口調で話す、典型的な陰キャ系オタク女子。

しかし自分の好きなファンタジーやオカルトをバカにされると怒って早口になり、その剣幕は基本キカイノイドに不遜なガオーンが思わず仰け反って謝る程。

映画の舞台挨拶でもザミーゴ・デルマの真似をする彼に「劣化コピーやめろ下さい」とバッサリ突っ込んだり、歴代戦隊やスーパー悪者ワルドの構成怪人を全て言おうとするブルーンを「以下略！」と遮って制止する等、慣れてくると毒舌ながらも気配りの出来る面も出てくる模様。

物語開始当初は街頭インタビューを受けて、自分達も訳も分からず人間界に移されて帰れなくなったことを明かしたり、第2カイ!では占いを受けていた所を、キノコワルドによって頭からキノコを生やされてしまい大いに戸惑っていた。

ジュランとはキカイトピアにいた幼少期、ご近所付き合いで一緒に遊んでもらった仲。

ゼンカイジャーに加入するまでは「ジュランおじちゃん」と呼んでおり、再会した際には滝のような涙を流す程に慕っていた。

趣味の占いも、彼が遊びに付き合っていた子供たちと「友達になりたい」、そう願う自分を奮い立たせるおまじないから始まった。

オタクに似合わず整理整頓が苦手。

普段は路地裏で占い師として活動しており、子供達にも人気な模様。

余談

演じる宮本氏は特撮作品初出演だが、過去には『電光超人グリッドマン』を原作にした『SSSS.GRIDMAN』でメインヒロインを演じ、ゼンカイジャーよりも前にキャスト発表がなされた『ゴジラS.P』では主人公兼ヒロインを演じることが決まっていたりと、以前から特撮の関連作品には縁のあった声優である。

キカイノイド役の声優陣では唯一の平成生まれで、五色田介人役の駒木根葵汰氏とは3歳違いと年が近い。

声優が担当する女性戦士は以前にラプター283／ワシピンクが登場していたが、彼女の場合、もう一人人間タイプの女性戦士も登場した為、紅一点では無かった。また、声を担当したM・A・O氏は以前にも女優として戦隊ヒロインに抜擢されていた為、「声優が担当する紅一点の女性戦士」はマジーヌが初である。

同じ名前のキャストが戦隊ヒロインに抜擢されるのは2年連続になるのは16年ぶりである。

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