吊られた男
「てふぇ、こんなことしてははでふむとほもふなよ……」

「ほう、こんなになってもそんな口聞けるとは流石兄弟や！見直したでぇ」

「ふそ、が……！」

「にしても、兄弟。ちょっと気が緩みすぎとちゃうか？なんぼ気の置けん間柄ゆうても出された飲みもんなんの疑いもなしに飲めるなんて、ちょっとワシ兄弟のことが心配やで」

「……ああ？ふふう、ひょうだいふんにひゃくはんてもらふぇんだひょ！！ふふぇ、ふちとへんそうでもふふきか？」

「は？んなわけないやろ。遊びや、遊び。それにお前も、兄弟分にカマ掘られたから戦争しますなんぞ恥ずかしゅうて親父にはよう言われへんやら」

「あそひにひても、はちわるふぎんひゃろーら！」

「あ？なんか言うたか？」

「ぐぅっ！！ふぇめぇ、……ふそが！！ひゃとへおぼへてろひょ」

「はは、ええで。ワシは優しいからのう。お前が可愛らしく啼いた後でたんと我が儘きいたるわ」

‘R-18’, ‘緊縛’, ‘腐が如く’, ‘佐川司’