くのいち 潜入 触手館

シュタッ 薄暗い館の内部に潜入したくのいち 彼女は今回の任務に内心の不安を抱えていた…
今回の相手は人間ではないのだ 何人もの同僚が犠牲になっている触手館
薄暗い廊下の奥深く 窓からのわずかな月明りに目を凝らす
さすがの彼女も足がすくんだ 本能が危険だと判断したのだろう 廊下の壁面から天井まで
びっしりと蠢く触手 尋常な数ではない…
ここを通らねば任務は達成できない…足が震える…汗がにじむ…
背中の刀に手をかけ、クナイを構えた 気配がする こっちを見ている…
すでに触手はこちらに気づき狙いを定めているだろうことが容易に感じられた…
マスクの上からでも異様な腐臭がする 吐きそうな気持を抑え彼女は館の奥へ一歩目を踏み出した…。

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