初めてなんだから、優しくしろよな。的な?③

初めてなんだから、優しくしろよな。的な?③
事後

終わった後疲れてベッドに横たわる一二三と満足度そうに余韻に浸っている独歩。

ひ「(…マジで独歩とするなんて。改めて思い出すと恥ずかし過ぎてやばい…。変な声出したし…独歩引いてたりして…)」

チラリと独歩の方を向く。

ひ「っ!!(何でそんな瞳で俺を見てんだよ…)」
ど「大丈夫ひふみ?どこか痛くない?」
ひ「(は?マジ優しいし…!何だよ…独歩ちん…カッコよすぎて困る…)」
独歩の優しい笑みと心配してくれる姿に思わず胸が高くなる一二三。

そんな様子を見て黙る一二三に焦った独歩は慌てる。

ど「やっぱどっか痛いのか?ごめん…途中から余裕が無くなって酷くしたかもっ!!」

そう言ってベッドの上で土下座をする独歩。

ひ「(全然痛くねーし…。むしろ優しすぎるくらいだったし。)」
ど「本当にごめん!!痛いなら俺家事も手伝うからっ!」
ひ「…大丈夫だって独歩。どこも痛くないし」
ど「本当か?俺に気遣ってるんじゃ…」
ひ「………ったし…。」
ど「え?なんて…?」
ひ「…だーからぁっ、……気持ち良かったって言ってんのっ…!」
恥ずかしさのあまり腕で顔を隠す一二三。
ど「…ひふみ…」
ひ「(あ〜!めっちゃ恥ずかしい!ヤッてる時の独歩…マジカッコイイーし…。あんな顔や声聞いたらもっと好きになんじゃん…。ズルい…。)」
ど「……一二三。ありがとうな。」
ひ「?」
ど「一二三を抱ける日が来るなんて思って無かったからさ…。付き合える事も。たまに夢じゃないのかって思うんだ…。幻じゃないかって…さ。」

下に俯いてまた自己嫌悪に陥ってる独歩を見て顔を隠してた腕を下ろす一二三。

ひ「夢じゃないし。独歩は夢でいーのかよ?」
ど「そんなっ…嫌に決まっーー!?」

チュッ、

ひ「これでも夢と思うわけ?」

急な一二三からのキスに驚きで硬直する独歩。

ど「…から。」
ひ「独歩?」
ど「一二三からキスしてくれるなんて…夢か妄想しか無いのに…っ」
ひ「(妄想…?一体どんな俺っちを妄想してるんだ…?いや…。怖いから聞かないでおこう。)」
ど「しかも上着も来てないのに!」
ひ「素の俺だってこれくらいするし!」
ど「…今…何と?」
ひ「へ?だから着なくてもするって…って、独歩ッ!?」

気付けば押し倒され独歩の顔が近付いて来る。

ど「一二三が悪いんだからなっ…。キスなんかするから…!!」
ひ「ちょッ…!独歩が落ち込んだ顔するからだろう!だから俺っちが励まそうと…」

ふと、目線を下ろすと独歩のが大きく膨らんでいた。

ど「もう1回イイ?」
ひ「えっ…!!待って、まだ疲れて…、だっ、ダメ…ッ独歩ッ…!!」
ど「可愛すぎて無理。(無表情)」
ひ「…は?嘘だろっ…?本当…待って…て、んッぁっ…!」

第2ラウンド突入?的な。

(一二三描くのが本当に難しい…)

‘R-18’, ‘ヒ腐マイ’, ‘どひふ’