バレンタイン、バッドエンド。

バレンタイン、バッドエンド。
エリコ: チョコフォンデュソース

シズル: チョコサンデー

リノ: チョコマフィン

-お話-

時はバレンタイン。突然現れた巨大なチョコレートの魔物と対峙することになってしまったエリコ、シズル、リノ。彼女たちはそれぞれの得意分野を生かし、件の魔物をある程度追い詰めていた。しかしそれが魔物の本気を引き出して待ったのである。

彼女たちは激昂した魔物が起こしたチョコレートの大波になす術もなく飲み込まれてしまった。そこで彼女たちは意識を失った。

彼女たちが意識を取り戻すと、そこにはチョコレートの魔物3匹しかいなかった。エリコはチョコフォンデュソース、シズルはチョコサンデー、リノはチョコマフィンになってしまっていた。しかし彼女たちの頭の中は、自分の変化ではなく、すでに意中の相手に自分のことを食べてもらうことでいっぱいになっていたのである。完全にチョコレート菓子の魔物に堕ちてしまっているのであった。

この3匹の魔物たちが協力して意中の相手の”周りにいる虫”に襲いかかり、自分と同じチョコレート菓子の魔物へと同族化させてしまうのである。

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