ラミア・ラヴレス(3/3)
13年前の作品に、CG着色した9年前の作品です。
モノクロ版初出:
『SHADOW HOLE』(2007年12月31日 初版発行、発行者:Level8)
カラー電子版初出:
『スーパーポロット大戦OG OPPAI GENERATIONS』(2011年06月01日 初版発行)
———-
「あ、あぁ……、あーっ!」
男の硬い肉傘が彼女の肉襞をえぐる度に、ラミアは獣のような声を上げる。何度も絶頂に達し、両の口からは涎を垂れ流し、意識は朦朧としているが、彼女はその動きを止めない。
確かのこの瞬間、彼女は人造人間ではなく、人間の女性であった。いや、女性と言うよりは、淫乱女と呼ばれるべきかも知れない。実際に、彼女の及び知らぬところでは、『淫乱女』と呼ばれる事も少なくなくなっていた。
しかしたとえ彼女がその事を知ったとしても、かつて『無表情ボイン』と呼ばれていた事に比べれば、『淫乱女』と呼ばれる事の方が、人間としての自分の存在を意識できるという点においてラミア自身にとっては喜ばしい事だったろう。
かつて敵だったはずの男によって与えられるその刺激は、背徳という名のスパイスによって増幅され、彼女を虹色の闇へと誘う。
『情交』と呼ぶよりは、自らの名の通り『愛の無い』性交に過ぎなかったが、それでもラミアは、これこそが自分を人間として意識できる最高の行為だと考えるようになっていた。それは恐らく、彼女が本当の『愛』とは何かを知るまでは。
,
‘R-18’, ‘本番’, ‘挿入’, ‘ラミア・ラヴレス’, ‘スーパーロボット大戦’, ‘スーパーロボット大戦OG’, ‘後背座位’
Spoiler
[collapse]