輪っか『ペニス（コック）リング』について
SEX時、女性器としっかり結合する為に、通常は柔らかい『ペニス』は固く勃起します。

陰茎を構成する海綿体組織に動脈から血液が送られ、静脈閉鎖により血液が満たされて膨張することで「勃起」します。

「勃起」のメカニズムは風船に例えられます。

風船のクチをしっかり閉じれば膨らんだままですが、緩むとそこから空気が漏れて萎んでしまいます。

静脈閉鎖が不完全な場合、「勃起」がなかなか持続せず、包茎や機能不全（インポテンツ）が生じることがあります。

精神的要因もありますが、肉体的要因の場合には『ペニスリング』で補正しようとする男性もいらっしゃいます。

『ペニスリング』とは、「勃起持続」や「包茎改善」を目的として陰茎にはめ込む小さい「輪っか」です。

材質は金属製のものもありますが、安価で使い易く、安全性も考慮したシリコンゴム性のものが主流となっています。

勃起させて、包皮の剥けた状態のペニスの根元に装着し、海綿体組織からの血液の流出を遅延させるしくみです。

但し使用時に注意しないと、ウチの旦那みたいに【とんでもない事！】になります。

妊活時、日々繰り返されるSEX（悲）で一時期、旦那のペニスが勃起不全になりました💦

その際、旦那が怪しい通販で買ったのが、とある国産（笑）のシリコンゴム製『ペニスリング』でした。

「ちょっとキツイ感じがするけど、いいかも♡」なんて言ってましたが、私は半信半疑….

ある夏の夜、旦那がペニスリングを装着し、二人でせっせと汗だく『子作りSEX』…

…んで射精後、そのまま外さずに私の隣でグーグー寝ちゃったことがありました…

2時間ぐらい経ったでしょうか…

私が再びムラムラして、再試合を挑もうと旦那のペニスを見たところ….ギャー！！！

もんの凄いグロテスクな赤紫色に変色しているではありませんか！

急いで旦那をゆり起こして『ペニスリング』を外させましたが、「尿道が針を刺したように痛い！」なんて言い出して二人して大騒ぎ！

ペニスの危機！を察した私は、夜勤当番医をネットで急いで検索し電話、痛がる旦那を後部座席にねっ転がして、病院目指して車をぶっ飛ばしました。

電話先では「その『ペニスリング』も持ってきて下さい！」とのこと(//∇//)

恥ずかしがる旦那を尻目に、夜勤当番のお医者さんに淡々と詳細な状況説明をしつつ『チンポ』を診療して頂きました。

女性の若い看護師さん同伴でネ♡…💦

診察結果は『尿道炎』…御助言もいただきました…カルテを淡々と書きつつ…

「血流を止めるって事は、細胞組織に酸素が送られない状態なので壊疽が生じる危険性があり最悪の場合、性器を切断せねばならないことがあります…

こうした事例報告は割とありますので、恥ずかしがる必要はありません。

『ペニスリング』は医療器具では無く、効果も疑わしいばかりか事故の危険性が極めて高いので使用を控えて下さい。….以下省略」

…痛み止めの薬と抗生剤を処方してもらい、無事に帰宅｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡

翌日は大事をとって『夏風邪♡』と称して年休消化…

さすがにSEX時にペニスが負傷したとは言えませんからね…

『ペニスリング』どうしたかって？

復讐に燃える私はすぐにハサミで切り刻んで、ゴミに出してやりましたよ！( *｀ω´)

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