『Fuck♡』

『Fuck♡』
デジタルカメラが未だ普及していない大学生の頃のおはなしです…

当時はアナログの光学カメラが主流だったので、撮ったらフイルムを写真屋さんに持っていって現像してもらう必要がありました…

私もニコンの光学カメラを持っていて、合コンや旅行に行った先で沢山の写真を撮って近所の馴染みの写真屋さんで現像してもらっていました。

…それは確か、24枚撮りのフイルムだったと思います。

当時は福岡に住んでいて、夏に女友達と能古島や志賀島に出かけて海辺の綺麗で長閑な風景を一緒に撮ったりしてました。

そのフイルムには、そんな友達との大切な思い出が詰まった写真が20枚ぐらい収められていました。

ある日の夕方、アパートに彼氏が『越乃寒梅』片手に遊びに来て『一緒に飲もう!』なんて話になり、夜中まで酒の肴をつつきながら一緒に飲み明かし、一升瓶、2人で空っぽにしちゃいました。

んで、お互い気分が良くなったところでおっぱいを揉まれ、チンポを握りついムラムラしちゃって合体♡.

その時何を考えたのか、面白半分にあのカメラを手に取って騎乗位で2人の性器が結合している様子をバシャっパシャって、残りのフイルムで写真を撮ってしまったんです…

当時、酔っ払って正気の沙汰では無かったので、私はすっかりその事を忘れちゃっていました…

翌日はアタマが一日中ガンガンして、二人共ゲロ三昧でした(ノД`)…ホントにバカでした…

んで、1ヶ月ぐらい経ったある日、事件は起こります…

そのカメラのフイルムを巻き取って、いつものようにフイルムケースに入れて、近所の写真屋さんに現像してもらいに持っていきました。

数日後に写真屋さんから連絡があり、出来上がった写真を楽しみにしながら受け取りに行きました。

店頭の受付窓口で店主さんから『ホントは現像して渡せないんですけどねぇ…今回ばかりですよ』なんて怪訝な顔をされながら別途、黒い小さな封筒大のビニールで包まれた怪しい物体を渡されました。

訳が解らず「ありがとうございました!」と申し上げ、料金を払っていそいそと写真屋さんを後にしました…

出来上がった海辺の写真は思いのほか綺麗に撮れており、良い思い出になりました♡

んで次に気になったのが、店主から受け取った例の黒いビニール袋の中の物体です。

現像料が写真24枚分だったので、おそらく残りの写真に違いないだろうと外側のセロテープをハサミで丁寧に切り、中身を取り出してみて愕然としました*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)’・*:.。. .。.:*・゜゚・*

即刻、粉々に破って処分しましたけど、それも大切な思い出(笑)の写真としてとっとけば良かったなあ、なんて思います。

当然ながらそれっきり、その写真屋さんに二度と行くことはありませんでした….

いろいろ気を使っていただいたのに、申し訳ありませんでした。

写真屋さんには罪はありませんが、店主さんにあの「性器結合写真」を見られたかと思うと、今でも脳の奥がムズムズして恥ずかしい気持ちに苛まれて仕方がありません💦

あの写真屋さん、今でもあの場所にあるのかなぁ….

今はもう、昔のはなし….

Fuck !


‘R-18’, ‘思い出’, ‘ポルノグラフィティ’

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